2012年2月6日
【展望台】「輸出断末魔論」の裏側
春節(旧正月)が明けて1週間。例年ならぼちぼち貨物が動き始めるころだ。注目される中国発の輸出は今後どうなるのだろうか。
日本は悲観論で埋めつくされている気がする。最近のメディアの論調がその根拠の一つだろう。経済紙の中国関連記事には「減速」「鈍化」「打撃」のごつい太文字の見出しが躍り、経済誌は特集で「『世界の工場』が終わる」と世も末だと言わんばかり。テレビ画面にはしばしば壊滅した広東省の工場...
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