2012年3月23日
【展望台】小塚原回向院への道
きょう3月23日は、評論家で仏文学者だった村松剛(1923年~94年5月17日)の誕生日だそうだ。その著書に「醒(さ)めた炎」がある。幕末・維新に活躍した長州藩士、桂小五郎こと木戸孝允の生涯を描いた伝記小説で、文庫本4巻・計2100ページ余りにのぼる大著だ。その中に、次のようなくだりがある。安政の大獄で吉田松陰が小伝馬町の牢獄で処刑された(1859年10月27日)直後のことだ。
「二人(尾...
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