2014年2月27日
【展望台】復興の陰で止まる時計
東北最大のコンテナ港湾、仙台塩釜港。東日本大震災による大津波がコンテナターミナル(CT)を襲った2011年3月11日。岸壁は損傷し、荷役機器は倒壊した。翌月に現地を訪れると、仙台港区の高砂CTに向かう車窓からは、ほぼ壊滅した倉庫群と、道路脇に段積みされた潰れた自動車が延々と見えた。「港はもう復活できないのではないか。そんな空気があった」(現地港運関係者)。
あれからまもなく3年。仙台塩釜港の...
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