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2014年12月10日

【会計士の見た上海20年】(78) 読書感想文5 『中国近代史』岡本隆司著(ちくま新書1019)

 著者の岡本隆司氏は現在49歳で京都府立大学准教授。新進気鋭の中国近現代史の学者で筆者も注目していました。巻頭言は「中国とは何か。その原理を理解するための鍵は、近代史に隠されている。この時代に、『幇』とよばれる中間団体をはじめ、貨幣システム・財政制度・市場秩序など、中国固有の構造がつくられたからだ。本書は経済史の視座から十六世紀以降の中国を俯瞰し、その見取り図を明快に描く。世界に先んじた中華帝国は...
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