2016年5月13日
【展望台】水の国・熊本を思う
先月14日夜に発生した熊本地震を受けてまず、被災者の安否とともに、有事の際に支援物資輸送の受け入れ拠点となる港の被災状況が気になった。仙台塩釜港など北日本太平洋側の港湾が一時、巨大津波の被害で全機能を停止した東日本大震災の記憶がなお鮮明だったからだ。ただ各港が壊滅的な被害を受けたあの震災時ですら、被災地のライフラインの役割を真っ先に担ったのは港だった。
津波を被った仙台塩釜港は被災5日後の朝...
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