2016年12月15日
【展望台】次期総合物流大綱の視座
航空貨物業界OBは憤っていた。「日本の定期船社がついに1社になる。この間、国は一体、何をやっていたのか。海に囲まれた日本の命運は海運が握っている。民間会社が世界で戦っていける施策を打つことが国の役割だろう。国家の歴史や行く末を考えた物流政策がないことが、改めて示された。話にならない」。目を見開き、普段は温厚なその表情が真っ赤に染まる様は鬼気迫るものがあった。
川崎汽船、商船三井、日本郵船の邦...
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