【展望台】2020年、空港別の貨物量シェアは

　全国の税関がこのほど発表した成田など主要6空港の2019年の国際航空貨物量は、総取扱量が前年比8%減の368万トンで、3年ぶりに400万トンを下回った。特に、前年に2桁増を記録していた輸出量が20%減と大きく落ち込み、積み込み、取り降ろしの双方で仮陸揚げを6～7%増やして下支えした格好。輸入は3%減と小幅な減少にとどまり、世界的に航空貨物需要の低迷が見られる中でも持ちこたえた印象だ。 　日本発...