【展望台】新閘門開通から4年

　パナマ運河の新閘門が2016年6月に開通してから1万隻目となる船舶が10日に同運河を通航した。11日のパナマ運河庁の発表によると、通航したのは、米国から中国へと向かう全長292メートル、幅47.8メートルのLNG船。従来の幅32.3メートルのパナマックスより大型の船型は、新閘門が開通したことで通航が可能となったものだ。これにより同クラスのLNG船が運河を通航できるようになり、貨物輸送時の航行距離...