【展望台】季節感薄い年末の刺激的な話題

　12月も半ばだというのに、厳しい寒さがない（15日時点、東京）。木々にはまだ明るく色づいた葉が残っているし、真冬に入っていく実感はまだない。新型コロナウイルス禍で外出の機会が激減し、例年よりも季節感を得にくい。移ろう事象に、心が一歩遅れてついていく。いまだ落ち着く気配のない新型コロナ大流行を前に、みだりに人ごみに出るのは好ましくない状況は変わらない。しかしこれではまずいと、体のどこかで感じている...