【展望台】異常な運賃水準、いつまで耐えられるか

　主要フォワーダーの2021年4～9月期決算は航空・海上のスペース不足による運賃原価・販売価格の高騰で各社好調となった。過去最高の業績となった会社もあり、通期業績予想も多くの会社が上方修正した。通期予想は上期と同様の事業環境になるとし、好調だった上期から倍の売上高・利益を見込む会社も多い。 　航空・海上輸送の混乱がフォワーダーの好業績につながっている格好だが、今の状況を誰がどこまで予想できて...