【展望台】過去のピークと比べてみると

　航空貨物運送協会（JAFA）のまとめによる2021年通年の日本発航空輸出混載重量は、前年比48.8%増の116万7321トンとなった。リーマン・ショックのあった08年以降では、米中貿易摩擦の本格化を前に緊急輸送需要が伸び、自動車関連や半導体関連も好調だった18年に次いで2番目の実績となった。 　18年実績は約126万トン。21年実績とは10万トン近く差があるが、輸送スペースは大きく異なる。...