【展望台】欠便、かつてと今で変わる実態

　長期化するコンテナ物流について日々記事を書き続けるうち、ふとあることに気づいた。この言葉を見たり聞いたりしない日はない、というぐらい一般化してしまった「欠便」という言葉だが、実はまだかなり誤解が残っているのではないか、ということだ。「欠便」がどのようにして発生しているのか、なぜ発生しているのか。そして「かつての欠便」と「コロナ禍の欠便」は、実際にはかなり性質が異なるのだが、果たしてどの程度認識さ...