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2023年2月8日

【展望台】航空貨物、“正常化”の影響は

 財務省関税局によると、2022年の日本発着の国際航空貨物量は、前年から9%減の365万トンだった。昨年は秋口から特に成田で荷動きの鈍化が顕著になった航空貨物だが、年でならしてみればコロナ前の好況期に迫る約400万トンを取り扱った前年から1割のマイナスに収めた。  コロナ前の好況期と言えた2017、18年の年間取扱量は405万トン前後で過去最高水準。その後の19年は米中貿易摩擦の影響などで荷...