2023年6月2日
【展望台】平時のスペースをどうするか
国際航空貨物の荷動き鈍化が継続している。中華圏の旧正月を主因に、年初から大きく物量を落とした日本発着の航空貨物総量は、需要期の3月に30万トンに迫って昨秋並みを回復していた。しかし、4月は27万トンと2月並みに戻り、5月はさらに減っている可能性が高い。
コロナ後の急激な運賃上昇を引き起こした貨物スペースの逼迫は、旅客便の回復と荷動きの鈍化でほとんど解消されていると言っていい。航空貨物運賃...
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