【展望台】神戸から広げる地方創生

　大学時代を振り返ると、学外での学びも多かった。記者が最も印象に残っているのは、1年生のときに参加したある自治体のインターン。住民の取り組みを学生記者として取材し、自治体の広報誌に記事を掲載してもらう活動を1年間行った。松林の保全活動や小学生の自立を促す宿泊型教育など、さまざまな活動を取材させてもらったのだが、いずれにも共通していたのが、住んでいる場所を自らの手で良くしていきたいという住民の思いだ...