阪急阪神ホールディングス　重複拠点を統廃合／経営資源、新興市場に投入

　阪急阪神交通社ホールディングスは、来年４月から国際輸送事業の「阪急阪神エクスプレス」、旅行事業の「阪急交通社」の２事業会社による新体制を発足させる。31日、小島弘社長ら首脳陣が会見し、新体制の概要を説明した。国際輸送事業では、阪急エクスプレスと阪神エアカーゴの重複拠点を統廃合し、捻出した経営資源をアジアや東欧など、新興市場での拠点展開に振り向ける考え。　小島社長は、再編の狙いについて「事業別部門...