米国日通アトランタ支店　航空・海上とも取扱量減少　世界不況の影響大きく　景気回復にらみ基盤強化

　日本通運の米国法人・米国日通アトランタ支店は、サービス体制の見直しや人材育成を通じて事業基盤の強化を図っている。昨年末からの世界的な景気後退で、同支店の取扱量は航空・海上とも大幅に減少。同支店の町田康明支店長は「景気が回復基調になった時にサービスの差がしっかり出せるよう、サービス体制を強化していく」としている。　同支店が取り扱う貨物は、日本などアジアからの輸送機器やレジャー機器、農機、建機関連が...