日本郵船物流事業　欧中心にコスト削減　10年３月期業績、経常67％減見込む

　日本郵船は2010年３月期１～３四半期で、非海運分野で103億円のコスト削減を行ったが、主として物流事業での削減となったという。28日の決算会見で同社の甲斐幹敏経営委員はコスト削減手段について、「欧州など海外での人員体制の見直しを行った」と説明。倉庫、運送車両などアセットの縮小も推進した。 　物流事業の10年３月期業績（第３四半期までの実績と通期業績予想）は別表のとおり。通期では売上高が24....