中国で三菱倉庫　医薬品や食品に力　積極対応へ大連支店格上げ　海上貨物量08年水準超に

　三菱倉庫は中国で医薬品・医療機器、食品、家電製品など消費関連貨物の集荷に焦点を合わせている。医薬品の保管需要増に対応して上海・張江ハイテクパークの自社倉庫で取り込みを図るほか、大連事務所を４月に支店（分公司）に格上げして遼寧省で食品や重化学工業製品の営業を強化する。海上フォワーディングは輸出入ともに2008年水準を超える程度まで回復したが、中国法人の上海菱運国際貨運の大谷浩彦董事・総経理は「中国...