シャープ　大型ＴＶ販売が好調　北米向け、パネル輸出も期待

　シャープの北米での大型液晶テレビ販売が好調だ。液晶パネル生産の堺工場の稼働率も高水準を維持しているものとみられ、パナソニックが薄型テレビ事業を縮小する関西にあっては今後も期待される輸出貨物となりそうだ。 　同社の今年度の北米における60型以上の販売目標は100万台以上。カナダを除く米国だけで100万台超は確実な見通しという。昨年実績に比べ５倍超の台数。米国では昨年、60型４機種しか投入しなかっ...