東京税関　成田、大麻草押収量53倍に　１～10月、大口摘発増加で

　東京税関成田税関支署が29日発表した１～10月の成田空港の密輸概況によると、大麻草の押収量（重量）が前年同期比約53倍の103キロに増加している。旅客・航空とも１件当たりの押収量が大口化。摘発件数が前年並みにとどまったのに対し、重量が大幅に増加した。近年、成田では大麻草の摘発が件数・重量とも減少傾向にあったが、今年は重量が記録的な高水準に達する。覚せい剤は前年から減少傾向だ。 　同期の成田空...