【取材メモ】福岡運輸システムネット・山口善久代表取締役会長

　国内トラック市場は、物量漸減の中に６万社ともいわれる業者がひしめき、厳しい競争環境にある。福岡運輸システムネットの山口善久代表取締役会長は「日本の人口減少を考えれば、さらに市場は縮小する。20年後には４万社を切るのでは」との見立てを示す。これは20年前と同水準。このため、同社では釜山合弁など、今まで以上に国際物流に注力していく方針だ。陸運企業も「元（貨物の出荷地）からやらないときつい」と山口会...