岐阜のトータル物流　破産手続き開始が決定

　貨物自動車運送業者のトータル物流（岐阜県柳津町、宮本幹子社長）が3月19日、岐阜地裁から破産開始決定を受けた。TSR情報によると、負債総額は1億3000万円。 　同社は1972年の創業。名古屋港からのコンテナ輸送を主体に海運業者などから受注を受け、ピーク時には年間売上高約3億円を計上していた。しかし、事業拡大に伴う積極的な増車で、減価償却が負担となっていたほか、燃料価格高騰も影響して収益が低調...