2015年7月10日
カンボジア 賃金上昇で企業進出鈍化 物流・貿易にも課題山積
アセアンの新たな工業国として注目されるカンボジアが転換期を迎えている。これまで、安価な労賃と特恵関税を強みに世界のアパレル産業を引きつけてきた同国だが、近年は最低賃金がベトナム郊外とほぼ同水準に迫るなど労賃が急上昇。特に日系製造業の進出は円安も影響して目に見えて鈍化している。労賃のメリットが薄れたことで、労働生産性の低さや内陸に位置するために余計にかかる物流費と輸送時間、不透明な行政サービスなど...
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