通関書類の電子提出　航空貨物、利用率70％に　利便性向上、海上は85％

　財務省関税局は28日、NACCS（輸出入・港湾関連情報処理システム）を利用した通関関係書類の電子データによる提出割合を発表した。5月末時点での電子提出の利用割合は海上輸送で約85％、航空輸送で約70％だった。海上は今年初に比べて3％、航空は同7％の上昇。2015年1月からはいずれも20％前後の高い伸びとなった。通関書類の電子提出はNACCSで提出できる書類の添付容量を拡大したり、原本確認が必要な...