東京税関　輸入冷凍豚肉の関税逃れ告発

　東京税関は13日、輸入冷凍豚肉の差額関税制度を悪用して多額の関税を免れていた事件で、東京地方検察庁と共同調査を実施し、食肉輸入販売業者2社とその代表取締役ら5人を関税法違反（関税ほ脱罪）の疑いで同検察庁に告発した。同日、発表した。 　嫌疑者5人は、外国産冷凍豚部分肉の輸入にあたって、同豚部分肉の単価が関税負担の最小となる分岐点価格に近似する価格であるよう仮装し、2012年4月から13年4月まで...