日本通運・美術品事業部　匠の技を次世代へ

　日本通運の美術品事業部は、国宝や重要文化財など繊細かつ貴重な美術品・文化財を取り扱うための高度な輸送・梱包知識を持った人材の育成に取り組んでいる。技能者の高齢化や人手不足で、後継者の育成が課題となっている。先達が培ったノウハウを伝承する技能者を育成し、国内外の文化遺産保護に貢献していく。美術品輸送に係る資格制度なども活用し、スタッフの能力底上げも図る。 　13日、近藤晃常務執行役員（警備輸送事...