日通総研17年度見通し　国際貨物の増勢継続　アジア向け航空、2桁増

　日通総合研究所がこのほどまとめた「2017年度の経済と貨物輸送の見通し」によると、17年度（17年4月～18年3月）の日本発着の国際貨物輸送量は、外貿（海上）コンテナ、国際航空の双方で、16年度下期からの堅調な輸出入が継続する見通しだ。前回（昨年12月）発表から海上・航空、輸出・輸入とも見通しを上方修正した。特にアジア線の航空輸出は2桁増の見込み。米国経済の堅調さや、中国景気の下げ止まりを背景に...