2017年4月7日
【物流セキュリティーの行方(88)】日本企業の国際競争力(9)―リードタイムと経済効果(1)
国際ロジスティクス・アドバイザー 平田義章
世界貿易機関(WTO)が目指す貿易円滑化による効果は、所要時間の短縮とコストの削減にある。世界銀行では、船積みが1日遅れると貿易量が1%減少するなど、世界的に時間と貿易障害について研究が行われてきた(当連載87回=3月24日付参照)。いま、世界に共通する課題は、リードタイムが輸出入貿易に及ぼす影響である。わが国でも、これまで物流は「あくなきリードタイ...
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