【欧州で見た―物流新潮流（３）】デジタルフォワーダー、浸透するか　大手はLLP進化で対抗

　オンライン上のダッシュボードで、国際貨物の見積もりや予約、貨物の動態管理などを可能とする「デジタルフォワーダー」が出てきた。荷主は、そこで提示される料金、キャリア、輸送経路を選択し、輸送を組み立てることができる。ただし、国際輸送は複数の会社のサービスが組み合わされて成立するという側面、さらに通関や各地の規則、商習慣の違いなど複雑な要素があり、まだ課題も多い。とは言え、デジタル化の進展で情報統合が...