阪急阪神エクスプレス＜台湾＞　高雄基点に東南ア強化　非居住者在庫で引き合い急増

　阪急阪神エクスプレスの台湾現地法人「阪急阪神国際運通股份」は、高雄を基点に東南アジア向け貨物の取り込みを進めている。宮本定美董事長兼総経理（現・フィリピン現法社長）は「中国向けが伸び悩む一方、台湾系企業が多く進出する東南アジア向けは好調。地理的にも優位性があり、台湾をハブとして活用する動きは今後も広まる」と話す。日台租税条約の発効を機に非居住者在庫に関する引き合いも急増しており、今後、日本や東南...