ロジスティクス

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2017年11月7日

アセアン物流企業動向 運賃・諸費用増で収益圧迫 荷主転嫁難で採算性見極め

 経済成長が続くアセアン(東南アジア諸国連合)で日系物流事業者は、足元の事業戦略において難しい判断を迫られている。貨物量自体は伸びているものの、航空、海運のスペースはタイトな状況にあり、仕入れ原価が高騰している。人件費増も負担となる一方、荷主への転嫁は難しい状況だ。加えて、主要顧客である日系荷主自体の成長速度や投資規模は、欧米や韓国・中国・台湾系など外資大手荷主より劣るとも見られ、日系荷主との取引...
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