JR貨物　基本運賃10％値上げ　30年ぶり

　日本貨物鉄道（JR貨物）は今年10月1日、「貨物賃率表の賃率」を見直し、基本運賃を改定する。14日発表した。コンテナ貨物、車扱貨物とも、一律、10％値上げする。「コンテナ貨物賃率表」は1982年4月、また、「車扱貨物賃率表」は85年4月に改定を行って以降、見直しは行っていない。同社は、質の高い労働力の安定的な確保、新技術の導入、設備投資の促進など次世代に備えることを目的として改定する。