シベリア鉄道輸送量2割増　1～8月、日本発で利用進む　中欧鉄道「片荷」解消へ

　ロシア発着国際輸送を手掛ける物流会社12社が加盟する「日本トランスシベリヤ複合輸送業者協会」（TSIOAJ、会長＝枡田建二郎・日新取締役常務執行役員）は22日、都内で会見し、先月開かれたシベリア横断鉄道調整評議会（CCTT）総会の内容を報告した。シベリア横断鉄道（TSR）の国際コンテナ輸送量は今年1～8月、前年同期比22.6％増の59万962TEUだった。日本発ロシア向けは4割増と伸び、TSR利...