【日本通運・新ビジョンの衝撃（４）】社員制度を抜本的に改革

　長期ビジョンと新中期経営計画が始まる2019年4月に合わせ、社員制度を抜本的に改革する（図参照）。対象は（１）人事制度（２）賃金制度（３）評価制度――だ。 　人手不足が深刻化する中、働き方改革は待ったなしの状況にある。持続的成長を目指すうえでも、優秀な人材確保は大きな課題だ。先月22日の会見で竹津久雄代表取締役副社長ネットワーク商品事業本部長、管理本部長は「（時間外労働の）上限規制もあり、労働...