医薬品貿易概況＜2019年上半期＞　輸入量で関西11%増、羽田・中部・福岡20%超増

　財務省貿易統計をもとに2019年上半期（1～6月）の医薬品（概況品コード507に属する）の貿易動向をみると、輸入量は前年同期比3.8%増の5万2166トン、輸出量は3.7%増の2万1183トンといずれも堅調に推移した。昨年9月の台風21号で国際貨物地区が冠水、被災し、一時業務停止となった関西国空港の輸入量は18年通年実績で16.5%減の5113トンと落ち込んだが、19年上半期実績では10.7%増...