主要上場物流企業＜19年4～9月期決算＞　7割が増収・増益、国内物流は比較的堅調

　主要上場物流企業の2019年4～9月期決算は、前年同期との比較が可能な全63社のうち、全体の76%に当たる48社が増収だった。国際輸送事業の規模が大きい企業で減収となるところもあったが、国内物流は比較的堅調。人件費や燃料費などコスト増を料金に転嫁し、適正運賃収受を進めたことや、eコマース（EC）関連やセンター事業で取り扱いが増えたところが多い。営業利益をみると、増益となったのは全体の68%に当た...