【年頭あいさつ】日本物流団体連合会・渡邉健二会長　共通基盤構築の絶好機

　昨年は相次ぐ自然災害が物流を寸断するも、迂回列車や物流各社のトラック・船舶などによる代行輸送でネットワームが維持された。その過程で物流が社会一般からさらに注目された。また、労働力不足の深刻化で物流が企業・業界を超えた連携、共創を拡大した年だった。 　海外では、米中貿易摩擦やブレグジットなどサプライチェーンの変更に各社が対応を急いだ。SDGs（持続可能な開発目標）の達成を目指し、企業の環境への取...