工作機械受注額　上期4割減、航空機・自動車下落大きく

　日本発主要輸出品目の一つ、工作機械の受注の大幅な減少が続いている。日本工作機械工業会がまとめた今年上期（1～6月）の工作機械受注額は、前年同期比39.9%減の4100億円だった。米中貿易摩擦による設備投資の減退が続いた前年実績から、コロナ禍で4割減。産業別は軒並み大きく落ち込む中、航空機、自動車、自動車部品や建設機械向けの下落が顕著だ。  　上期の受注額の内訳は、内需40.5%減の1585億円、...