矢野経済・物流ロボ市場規模調査　20年度3割増へ、コロナで関心高まる

　新型コロナウイルスの感染拡大による社会の変容で、物流ロボットの活用はさらに加速しそうだ。矢野経済研究所の調査によると、今年度の物流ロボティクス市場規模（事業者売上高ベース）は前年度比33.4%増の175億円に達する見込みだ。「感染拡大により、密にならない作業環境やBCP（事業継続計画）の維持のため、ロボットの活用の関心が高まっている」という。 　物流ロボットにかかわるメーカー、サービス事業者...