上海ロックダウン影響
航空輸出激減もスペース不足継続

　中国・上海市でのロックダウン（都市封鎖）と厳格な感染対策により、日本発中国向けの航空貨物の物量が大きく減少している。大手航空フォワーダーでは、4月18日からの週の中国向けの取り扱いが3月同時期に比べて2～4割ほど減少したようだ。上海向けの落ち込みが大きく半減以下だったところもある。現地工場や在庫拠点の稼働休止による需要低下もあるが、航空便の運休・減便や受託制限、空港での目詰まりの影響も大きく、「...