【＜連載＞アセアン物流最前線①】
問われ続ける国際物流の力

　アセアン（東南アジア諸国連合）で日系物流事業者は成長戦略を模索している。新型コロナウイルス禍で高まった国際物流力は定着し、荷主からはさらに幅広い提案力が求められつつある。成長を支える組織基盤作りの重要性も増している。世界的に荷動きは停滞し、運賃水準はコロナ禍前に戻りつつあるものの、アセアンが世界の成長エンジンという位置付けは変わらない。現地取材を通じて最新の取り組みを紹介する。（不定期連載、井上...