JR貨物＜5月＞
輸送量は2%増の197万トン

　日本貨物鉄道（JR貨物）の5月の輸送実績（速報値）は、前年同月比1.8%増の197万2000トンとなった。円安や原材料費の高騰などに伴う物価上昇により、個人消費が伸び悩んだが、気温上昇による飲料の需要増加や、一部顧客における鉄道シフトの動きにより、輸送実績合計は前年を上回った。 　コンテナは6.8%増の143万3000トンだった。食料工業品が、気温上昇に伴う需要増加に加え、新商品やリニュー...