近鉄GHD＜25年3月期決算＞
国際物流事業・営業益26%減、運賃原価高騰影響

　近鉄グループホールディングス（GHD）の2025年3月期通期連結決算によると、近鉄エクスプレスを中核とする国際物流事業の同期業績は、売上高が前年比8.6%増の7969億円、営業利益が26.3%減の129億円だった。取扱量の増加と販売価格の上昇で増収となったが、運賃原価の高騰で利益率が低下し減益となった。 　国際物流事業の売上高の内訳は、航空貨物が9.6%増の2763億円、海上貨物が21.2...