フェリー「ありあけ」　熊野沖で座礁

　海上保安庁に13日午前５時30分ごろ、マルエーフェリー（本社＝鹿児島）の「ありあけ」（7910総トン）から救助要請が入った。東京から志布志向け航行中だった同船は、三重県熊野沖で高波を受け船体が右に大きく傾斜し、座礁。乗員・乗客28人は全員救助された。 　同船は1995年、林兼船渠で建造。東京―志布志―名瀬―那覇の定期航路で運航されている。事故当時の気象・海象は風速15メートル、波高４～６メート...