北米植物防疫機関　日本の港は危険港　マイマイ蛾の侵入防げ　不在証明書が必要に

　東アジアやロシアなどに生息するアジア型マイマイ蛾（以下蛾）の侵入を防ぐため、米国、カナダ、メキシコで構成する北米植物防疫機関（ＮＡＰＰＯ）は、2012年３月から日本や韓国など５カ国を規制対象国とし、日本を含め蛾の生息地域の全港を危険港とすることを決めたもよう。このため、危険港経由の船舶（船体）は蛾の不在証明書がなければ、現地港沖での検査が必要となる。関係筋によると、規制実施前に安全対策を講じた港...