アジア向け貨物、異例の増勢　直航サービス相次ぐ　スラックシーズン　過去最高水準に

　日本とアジア間の荷動きが異例の高水準で推移している。１、２月は例年なら物量が落ち込むスラックシーズンだが、今年は昨年半ばからの増勢が持続。特に輸出では、ここ数年間で最高水準の物量が出荷されている。１月の日本発アジア向けの輸出は前年同月比37.6％増の18万6000ＴＥＵ。船社関係者の話を総合すると、２月以降も旺盛な荷動きが続いている。これに対応する形で年明け以降、ＭＩＳＣ、陽海海運、ＴＳラインズ...