欧州―アジア航路　東航荷動き　鈍化基調　３カ月連続マイナス

　欧州発アジア向け荷動きが鈍化基調で推移している。同航路の太宗貨物である古紙やスクラップなどのいわゆる古物が今年５月ごろから徐々に弱まっているためだ。また、今年春先から問題視されていたコンテナ不足の影響で、実入りより空コンを優先的に積み込む動きも一部にある。 　欧州発着航路の船社で構成するＥＬＡＡ（ヨーロピアン・ライナー・アフェアーズ・アソシエーション）が毎月発表する統計によると、欧州発アジア向...