【グループのちから】商船三井キャリアサポート　アウトソース分野強化へ　人材関連の外販比率７割

　商船三井キャリアサポートの前身、エム・オー・エル・マネージメント・サービスが設立されたのは、プラザ合意後の円高で、海運会社が３部門同時不況に苦しみ、日本人船員の大幅なリストラ（いわゆる緊急雇用対策）実施を余儀なくされたころの1987年。「総務、人事部門でもとにかく稼げ」という本社の大号令を受け、商船三井100％出資のグループ会社として、印刷、メール関係のアウトソース、人材派遣業務をスタートさせた...