７月米国東航　前月比初の減少　年末に先行き懸念高まる

　７月のアジア発米国東航荷動きは113万9070ＴＥＵで、前年同月比は14.0％増となる一方、対前月比では1.8％減だった。例年、７月は９月の新学期商戦やクリスマス商戦に向けて荷動きが伸びる時期で、７月実績が前月比減となるのは96年の集計開始以来初めて。８月以降の実績を注視する必要があるが、米国では雇用、住宅、消費の不振が続いている。住宅購入補助の打ち切りや在庫の積み増し効果の消滅などマイナス要素...